理事長所信

スローガン

Origin

~大きな夢と感謝を~

基本方針

○半世紀の歴史を学ぶことで、未来の運動展開をより濃密に

○地域資源を愛郷心へ

○主権者意識がまちづくりへと繋がる

○青年会議所だからこその、自己成長する機会を創る

○効率化を図り、組織力を強化する

○選択される団体へと変貌し、運動をより大きなものへ

○SDGsを指針に運動展開し、持続可能な社会へ

第50代理事長 輿水 崇


【一歩前へ】

 いつからだろう。大好きなこの地域の未来、そして過去から目を背けるようになったのは。サボっているわけではない。嫌いなわけではない。ただ、それは他人事のように自分の事に没頭し、自分を尊重し自分を中心に据えていた。

 2015年、私は青年会議所と出会いました。同世代の人が日々地域のため、仲間のため、家族の未来のため、そして自分自身の成長の為に活動している姿を目の当たりにしました。そしていつしか曇っていた私の心を磨いてくれたのは、青年会議所の仲間でした。

共に活動することで、青年会議所の三信条「個人の修練」「社会への奉仕」「世界との友情」を実践し続けることが、この地域にとって必要不可欠であり、地域の未来を前進させると確信しました。仲間、いや同志と真に地域の未来を語り、夢を語り、常に行動し続け、一人で描く夢ではなく、皆で描いた夢を実現し明るい豊かな社会を築いていきます。

 

【歴史の重みを受け止め未来へ】

 日本で青年会議所運動が興った22年後の1971年、この地でも青年会議所運動が産声を上げました。明るい豊かな社会の実現という大きなテーマに目を背けることなく活動を続けていただいた先輩の数は400名を超えております。半世紀の節目を迎える本年だからこそ、どのように地域が移り変わり、どのようにこの地で青年会議所が運動展開をしてきたかを振り返る絶好の機会です。その大きな機会を通じてさらに我々が成長するためには、未来への中長期的なヴィジョンを生みだし、運動展開のベクトルを指し示すことで、青年世代の我々ならではのチャレンジができる礎を作り上げることこそが本年の使命であります。

 

【水】

  この地球上に生命が誕生する前から存在し、生命の源ともなり、現代まで生命が常に追い求めているもの、それは「水」と言って間違いないでしょう。人類はその恩恵を受けるべく、文化、文明、都市、集落を水辺に発展させてきました。

 我々の住み暮らすこの地域には、安全な「水」が豊富にあり、この地で生まれ育った住民にとっては当然の事のように存在しています。その「水」が現在はこの国を潤す貴重で誇れる財産となっております。

 しかしながら、当事者である我々は生まれた時から身近にあるこの資源を当然のものとして、その重要性と真価を正しく評価できていないと考えます。この地域はお世辞にも都会とは言えず、学業を求め、仕事を求め、娯楽を求め、出会いを求め、住民は地域を離れていきます。しかし、「水」を代表とする多くの地域資源の真価を正しく評価することが出来ればこの地に回帰してくるでしょう。回帰、それは「愛」の深さに比例すると言われております。

 今、我々がしなければならないことは、この地域の世界へ誇れる多くの地域資源、中でも「水」への感謝と誇りと見聞を深め、地域への「愛」に繋げる機会を創ることで、UターンやIターンを通じた継続的な地域の経済そのものの活性化に繋げる事です。

 地域が愛郷心であふれ笑顔が絶えない未来を創ろう。

 

【18歳からできるまちづくり】

  まちづくりと聞いて何を思い浮かべますか。もちろん答えは人それぞれ。私が思う街づくりは、地域住民参加型のまちづくりです。より多くの地域住民によるまちづくりこそが、その地域固有の経済、生活環境、人を育む環境であります。では、多くの地域住民が参加できるまちづくりは何を思い浮かべますか。それは主権者としての政治参画だと考えます。より多くの地域住民が主権者意識を高く持ち政治参画することで、多くの声をまちづくりへと繋げることが出来るからです。

 しかし、現在この地域での主権者意識が高いとは言えない状況が続いているのも事実です。18歳から参加できる地域住民参加型のまちづくりを目指すために、主権者意識を醸成し続けることが我々の目指す明るい豊かな社会の実現に繋がると確信いたします。

 

【チャレンジし成長する】

 青年会議所運動へ参加したきっかけは様々だと思いますが、本音は自己成長、そんな会員が多いと思います。他業種多種多様な会員との交流。まちづくりを通じた経験。青少年の育成を通じた気づき。そのすべてが自身の成長へと繋がっていることでしょう。しかし我々の組織は50年という歴史もあり、その枠の中で運動展開しつづける事で多くの機会を逃しているかもしれないという見方もできます。特に昨今では社会情勢や経済も大きく変化を続けています。社会の多様性を活用しさらなる成長をするためには、情報収集力はもちろんチャレンジし続ける機会と行動力が必要不可欠です。幸い、IT機器の進化により情報は様々な機会で収集することもできます。そこで青年会議所運動で養うことのできる行動力を、入会後から活用していただけるよう、チャレンジする機会と組織の礎を作ってまいります。立ち止まることなく進み続ける事、成長し続ける事を、青年会議所を通じて学びましょう。

 

【守り続ける伝統と効率化】

  この世の中に唯一不変的なもの、「時間」。定義ではあるかもしれないが、皆に平等に与えられているものといっても過言ではないのだろうか。

 青年会議所。文字通り「会議」を通じて事業計画を進め、事業を開催する団体である。

 IT革命と共にこの会議の在り方も変化してきています。ネット会議や電話会議、離れた地でそれぞれの「時間」を尊重しながら開催できるようになりました。それは青年会議所でも例外ではありません。しかし、我々が紡いできた会議には大切にしなければならないものもあります。それは相手を想い、同調し、より良い事業を展開する事です。

 「時間」を大切に、効率化を図る一方、その大切な事を忘れぬよう会議の形態を変化していく指針を作り、会議の効果を最大限発揮できるような組織を作り上げよう。

 

【集わせる組織から集う組織へ】

 近年、会員拡大という言葉の下、多くの手法と情報発信により会員や支援していただける人々が増えてきました。皆、誇れる仲間であり同志ばかりです。

 組織力とは同志の数と同義語だと捉えることもできます。我々の運動をより大きな波にするためには、多様性のとんだ会員を増やし様々な角度から運動展開をすることで地域へのインパクトを与えて続けることです。そのためには組織自体も多様性を受け入れることが出来る体制づくりにしなければなりません。

 多様性を持った組織には人々が集ってきます。そうなったときに真に魅力的な組織といえるのではないでしょうか。人々が集い、多様性をもった会員がさらに増え、そして組織の多様性がシンクロしたとき、どんな運動展開が出来るのか、希望に胸を膨らませずにはいられません。

 

【夢】

 私には今、大きな夢があります。高齢者になっても笑顔が絶えない安心できる街、責任世代は夢を実現しようとしつづける街、若者たちは夢を語りその声で賑わう街、子供たちが休みのたびに駆け巡る街。そんなまちづくりをしていくことです。無理だと思い続け、あきらめ続ければ、叶いません。フィルターを外してチャレンジし続け、真に願い、地域を1歩でも前進させることができれば実現できないことなどないと信じて進みます。

 そして、青年会議所にはそんなメンバーばかりだと思っています。この素晴らしい地域が光に満ち溢れた未来となるために共に輝こう。