理事長所信

スローガン

VS 自分

~今と未来、その先の一歩へ~

基本方針

◎地域と共に

◎共鳴する仲間の拡大

◎効率化と協調性の両立により、組織力を強化する

第54代理事長 牛田 佑樹


はじめに

私が青年会議所に入会したときに感じたのは違和感でした。

皆で斉唱するJCソングやクリード、自分の時間を削ってする各種事業。

正直嫌いでした。

しかし、青年会議所活動を通じて素晴らしい先輩や仲間たちと出会い、対外事業を通じて日本中の青年会議所メンバーと交流し、自分の中でいつの間にか青年会議所がかけがえのないものになっていることに気付きました。


私に家族ができて感じたのは「子どもの成長はすごい」ということです。

子どもは日々成長していきますが、なぜ大人になると人は成長しなくなるのでしょうか。

それは自分自身で「自分」を型にはめてしまっているからではないでしょうか。

私は負けず嫌いです。子どもを見て成長できない自分に焦りを感じていました。

青年会議所は自分自身の殻を、限界を越えさせてくれる団体だと思っています。

まずは自分自身が「限界」だと思っていることの一歩先を一緒にやっていきませんか。

VS 自分」。自分の敵は常に自分の中にいます。

 

自分を信じ、決断力とスピードが求められる時代です。

 

私は人前で話すことが苦手でした。青年会議所活動で、様々な方と出会い、話をする機会を通していつの間にか人前で話すことができるようになっていました。

「まずは楽しく参加する」その一歩は今いる自分自身よりもあの頃憧れた少し良い自分の未来に繋がっています。

韮崎北杜青年会議所メンバーが自分の壁を越えて、成長することで、地域をよくすることができるでしょう。

1年間みんなと一緒に、一歩を踏み出してみましょう。

 

 

地域と共に

私達の青年会議所はこの地に育てられ共に生きています。

しかし地方都市は人口減少などの多くの問題点を抱え存続が危ぶまれています。

そんな地域に対して私たちはどんな恩返しが出来るでしょうか。

まずは地域の魅力や歴史を再認識し地域の方の郷土愛を育むことです。

私達はサマーイルミネーション事業を通じてここ数年郷土愛の醸成に努めてきました。
数年かけて地域の方々からも認知されてきたこの事業を存続しなければいけません。

また人材の育成、特にリーダーシップを発揮できる人材の育成が必要です。

日本の青年会議所には長年培ってきた人材育成のノウハウがあります。

私達はそれを活用し地域に貢献できる人材の育成に努めます。

地域事業、研修事業の両輪で「地域とともに成長する」そんな青年会議所になっていきます。

 

共鳴する仲間の拡大

青年会議所活動に参加したきっかけは様々だと思いますが、「自己成長したい」、「仕事への繋がり」「仲間作り」などの会員が多いと思います。多種多様な業種の会員との交流を大切にし、委員会活動、例会、渉外事業など様々な事業に参加してもらい、入会後の活動イメージや目標を持つことが積極的な参画につながるのではないでしょうか。

地域への貢献、個人の成長、そして一番大切な一生の友人を得るという経験もあるかもしれません。

我々は、この素晴らしい組織を通じてひとつの目標に共に向かう仲間を作ります。

同年代の仲間と出会い、自己成長を促進し、深い絆を築くために、一丸となって活動していきましょう。

 

効率化と協調性の両立により、組織力を強化する

時間は我々青年経済人にとって一番貴重な資源です。

青年会議所はここ数年、情報技術革命により効率化を図り、会議や運動の在り方を変えてきました。

ネット会議などのICTの導入により地理的制約を超えての会議や運動が可能になりました。

しかし、人と人との繋がり、思いやりの大切さがDX化によって失われてきていると感じています。

効率性と人と人との協調性を両立させる柔軟な組織が求められています。

あらゆる視点から多様性あふれる運動の手法を取り入れ「お互いを尊重する組織」になることで組織力を強化していきます。

 

思い

私は、青年会議所へ入会して5年になります。

様々な役職を経験させていただき、長いような、短いような、あっという間の5年でした。 

大人になってから、ここまで素晴らしい仲間に巡り会うとは思っていませんでした。

素敵な仲間と共に活動し、時には厳しい言葉で励まし合いながら、笑いも絶えない交流の場。

これら全てが私を刺激し、成長へと導いています。韮崎北杜青年会議所の皆さんと出会えたことは、私にとって最高の宝です。

 

いつからでしょうか。私たちが夢を語らなくなったのは。

心の中では「地域を良くしたい」、「会社を大きくしたい」そう思っていても言葉にできない自分がいました。小さい頃は「スポーツ選手になりたい」「ヒーローになりたい」そんな夢が必ず叶うと信じていたはずです。 一緒に叶えてみませんか。

 

私の願いは、私が体験した素晴らしい経験を皆さんにも味わってほしいということです。真の仲間は人生で限られていると思いますが、青年会議所は目的を持ち、多種多様な人材で満ち溢れています。将来、重要な決断をする際、覚悟を持って実現していかなくてはなりません。その際、信頼できる仲間が大きな原動力となります。

改めて心を込めて、全力で一緒に活気ある日々をすごしませんか。